聖霊降臨おめでとうございます。(管区長より)

聖 霊 降 臨 の 祭 日 お め で と う ご ざ い ま す!

聖霊降臨の祭日が、今年は6月4日(日曜日)とあって感無量です。57年前のこの日私は、受洗のお恵みをいただきました。思いがけずたくさんの先生やお友だちが祝ってくれて、大きな喜びに包まれました。♪聖霊と愛とが/あなたを包む時/心も魂も満たされ/あなたの心に/主がともに住み/古い自分は過ぎ去る/イエス オー イエス あなたの愛で/イエス オー イエス 心を満たして♪

教皇フランシスコは、「弟子たちの共同体の生活を満たす福音の喜びは、宣教の喜びです」「宣教活動のただ中では、イエスがともに生きてくださっていることが感じられます」とおっしゃっています。伊丹ロザリオ幼稚園卒園の3人の姉妹は、神さまのことをずっと身近に感じています。その中の一人がいま、洗礼を受けたいという気持ちに駆られています。幼い日に神さまと出会った子どもたちは、聖霊の息吹を受けて神さまとともにあることを喜んでいます。 「ゆっくり生きよう スローライフ。/地面の高さから 見えるものがある。/だれだって/大地から命をもらって 大地に帰っていく。/自然は友だち。/ゆっくりいっしょに過ごせば/友だちの心がわかる。/仲間がふえる。/どこまでもつながっていく。/大地から 空のかなたまで。・・・次の日の帰り道、傘をさして木陰を歩く二人は、これまでよりも、もっと心を通わせて話し合える友だちになっていました」-「こころの散歩」よりー二人の友だちが聞いたかたつむりの歌の中に、福音があります。心の通う友だちになることで、福音を宣べ伝えましょう。「友よ!」と呼んでくださった神さまによって・・         ソール・マリア アスンタ中山O.P.

 

高山右近列福を祝して

ユ ス ト 高 山 右 近 列 福 お め で と う ご ざ い ま す!クリックすると新しいウィンドウで開きます400年の時を経て、列福された右近祭に、大阪城ホールいっぱいの1万人の方が参加されました。日本全国だけでなく右近の終焉の地となったフィリピンやいろいろな国々から、お祝いに駆けつけてくださった人々とともに神さまに賛美と感謝をささげました。

冬の虹 仰ぎて行くや 右近祭      いつくしみを 右近に倣い 初風に

トマス アクィナス前田万葉大司教さまの句です。地位も名誉も財産も国もすべてを捨てて永遠のみ国を目指し、苦難の道をひたすら歩み続けた愛と祈りの人右近に倣い、私たちも福音宣教にともなう苦労をいとわず邁進しましょう。日々の生活の中で、食卓の余ったもの、古いものから先にいただき、楽なことではなく大変なことにチャレンジし、皆の嫌がることから逃げるのではなく、率先して取り組みましょう。聖カタリナのようにバラではなく茨を選び取る勇気を持ちましょう。私たちの恵まれた環境、支えとなってくれる姉妹・隣人に心から感謝し、神さまの祝福となるよりよい生き方をしましょう。      管区長 シスター アスンタ中山

 

心からの感謝をこめて

スペインの管区長さま、院長さま、dca54姉妹の皆さまから学んだたくさんのことは、ことばでは言い尽せませんが、とりわけあたたかいもてなしの心と神の家(修道院)を美しく磨きあげている信仰の深さです。何ものも恐れない強靭な意志と同時に胸にとびこんでいけば両手を広げてしっかり受けとめてくれるあたたかさに感銘を受けました。

私たちの日本管区の土台を築いてくださった母なるスペイン管区の皆さまに心から感謝をこめた日々を過ごしたいです。(日本管区長Sr.N)