祝終生誓願・誓願更新

thumbnail_IMG_1516 thumbnail_IMG_15142018年3月3日、伊丹ロザリオ修道院に於いて前田万葉司教様の司式のもと16名の司祭、170名の参列のもと、誓願式が行われました。終生誓願を立てたSr.maria kondoと、誓願を1年間更新したSr.Martina Thoaより喜びと感謝のメッセージが届きましたのでここに掲載させていただきます。

「今日、この日を迎えることができたのは、神さまと支えてくださった方々、そして入会の日から今まで、大きな心で私を受け入れ、生活を共にしてくださった姉妹の皆さまの愛と祈りのおかげです。これから先も、ときには七転び、八転び、すると思います。でも、その度に、イエスさまに起こしていただきながら、神さまのいつくしみを証しする宣教者として、最後までこの道を歩きつづけていきたいと思います。祈りで支えてくださっている、お一人お一人に、心からの感謝をこめて・・・。」      Sor Maria Kondo O.P.

“元気”に生きよう…
「伊丹修道院の姉妹方の愛の奉仕のおかげで私は三日間の黙想を無事に終え、三月三日に穏やかな心で誓願更新の日を迎え、“心をこめて私自身を奉献いたします”という言葉をまたもう一回皆の前で神様に言うことができました。姉妹に感謝!みんなに感謝!!神に感謝!!!   本来なら誓願更新は普通のミサの中でささやかに行われるものですが、今年は終生誓願を宣立する姉妹といっしょに祝わせていただきましたので、前田万葉大司教様をはじめ、多くの神父さま方と修道会の姉妹方、大勢の方々から祝福をいただきました。こころから嬉しく思い、神様に感謝しています。
黙想を指導してくださったアリバス神父様の言葉を借りて言うと、修道会のミッションは“salvación”、これは“salud”という言葉から来て、“元気”に生きるという意味があります。“ひとびとのsalvaciónのため”という使命を持っているドミニコ会に生きることは“元気いっぱい生きる”ということ…また、ごミサ時の大司教様の説教の中で、“一日を大切に、忠実に生きる”ことをおっしゃいました。この二つの言葉はまさに今私が必要としている言葉だと感じました。これからの一年間の一日一日を大切に、元気に、忠実に歩んで行きたいと思っています。皆様どうぞお祈りをお願いいたします。                 Sor Martina Nguyen Thi Kim Thoa O.P

 

 

2終生誓願2018  終生誓願2018 1 終生誓願2018.3

 

 

右近さんの取次ぎ

1月21日に正式に列福が承認されたユスト高山右近の列福祈念ミサが2月7日(日)2時より、玉造の大阪カテドラルにてありました!たくさんの方が参列し、共に右近の信仰と、その生涯に貫く神さまの愛と義を思いめぐらしながら、感謝の食卓を囲みました。ゆるキャラの「う~こんどの」も、とびっきりの笑顔で私たちを迎えてくれました♫

P1000951 P1000950P1000952またミサの中では、ヨハネ・パウロ2世の血を含んだ布(写真の右側)と聖ファウスティナの遺骨(写真の左側)、そして「イエスいつくしみの御心」の絵が祭壇上に捧げられました。

玉造に早く着いた私たちはミサまで時間があったので、「腹が減っては戦ができぬ!」と、近くのお店にお昼を食べに行くと、右近殿の計らいか、隣に座っていた親子と素敵な出会いがありました♪ 可愛い可愛い小学3年生の女の子とそのお父さん、ちょうど同じ右近のミサに行くところだったのです!
ぜひぜひ、また修道院にも遊びに来てくれたらいいなぁ・・♫と願いながら、この出会いを神さまに感謝!
右近のように死に至るまで命をかけて、神さまのいつくしみを宣べ伝える使徒として、私たちも恵みのうちに、生き抜くことができますように!

主の奉献の祝日、おめでとうございます!

2016 主の奉献2月2日主の奉献の祝日。今日は奉献生活者の年閉幕の日です。フランシスコ教皇様のすすめに合わせ、私たちも祈りのうちに、感謝をもって今までの歩みを振り返り、喜びのうちに今、この時を情熱をもって生き、希望のうちに、神から預かった恵みのことばを皆に伝える証し人となるように、未来への新たな一歩を踏み出す決心をいたしました!1月29日より託されたジュビレ・巡礼のロザリオを祈りながら、この一ヶ月間、私たち園部修道院の姉妹たちは、神の愛といつくしみに抱かれて、一瞬一瞬をイエスさまとともに捧げていきたいと思います。

園部修道院にどこからかフクロウがやって来ました!

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1月30日、修道院から山の家へ向かう階段の下で、異変に気がついた一人の姉妹が近寄ってみると、なんとそこには一羽のフクロウが!2~3匹のカラスに襲われているではありませんか!急いでカラスを追い払い、小雨に濡れ、寒がるフクロウをタオルで包み、救助を待つことに。。土曜日にもかかわらず、市から職員の方が駆けつけてくださり、(私たちにより勝手に名づけられた)『フクちゃん』は無事保護されていきました!写真では眩しそうに眼をつぶっていますが、本当はとっても大きな優しい目をしています。おとなしく、私たちのことをじっと見つめていたフクちゃん・・。園部修道院に福を運んでくれました♪ フクちゃんはその後、病院で治療を受け、元気になったら山に帰されるそうです。

沖縄サマーキャンプレポート

P1000638月31日お昼ころに那覇空港に到着。暑いけどさわやか~な海の風♪ひめゆりの塔や平和祈念公園、対馬丸の記念館を訪れました。沖縄の受けた傷の深さははかりしれないものでした。
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沖縄の朝は遅いが、沖縄修道院の朝は早いP1000622(笑)毎朝5時25分には修道院を出て、敷地内の教会へ向かいます。朝の祈りが終わり黙想の時間になると、もう信者さんがちらほらいらっしゃいます。そしてごミサが始まると、平日なのにこんなにたくさん☆人が集まります。話を聞くと、『シスターたちがいるからここの教会に来たいの!』と遠いところから通ってこられる方も。。。イエスさまを囲んでみんな一つになって一日が始まる、幸せ♪

3日目は日曜日。さぁ、明日までに仕上げなくっちゃ!と準備に大忙しです。このお部屋の状態から、どんな様子だったか想像がつくでしょう(笑)

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4日目、会場である教区のビーチ、その名も”MISSION BEACH(ミッション・ビーチ)”にて、サマーキャンプのスタッフをしてくれている高校生(わたしたちの学校の生徒さんも♪)や学生さんたちが手伝ってくれて、掲示物は何とか完成しました☆
すてきな出会いがたくさんありましたよ。IMGP2030

完成品はこんな感じになりました☆P1000646
5日目!さぁ、ついに本番です!ドミニコのうたから始まり、ソールルシアのパワーポイント~聖ドミニコについて~を観ます。かけあいにもみんなちゃんと答えてくれました。そしてソールアンナマリアのパワーポイント~私たちの会について~。とってもわかりやすくまとめてあります。5IMGP2081最後にドミニコ会創立800年記念の歌LAUDARE・・を三人で踊っておしまいです!EXILEのマネをしたときは拍手と笑いが起こっていました。スナップショット 2 (2015-08-12 16-32)終わったよ~☆沖縄修道院の姉妹たちと愛犬のハッピーにも感謝!若者たちや信者さん、他の会のシスターたち・・・た~くさんの素敵な出会いがありました。
神さまに感謝です☆
多くの若者が、神さまの招きに応えて歩む喜びに出会うことができますように!!(Sr.M.K)P1000633P1000632P1000641P1000628

 

沖縄サマーキャンプに行ってきます。(園部修道院)

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お知らせ

   来たる8月3日~5日、沖縄で召命のためのサマーキャンプがあります!私たちは、小学3・4年生の子どもたちを対象として、修道会の紹介をします。そこで、どうか、子どもたちにとって実り豊かな忘れられないひと時が過ごせるよう、皆さまのお祈りをお願いいたします。 沖縄修道院のシスターたちとともに、シスター今村とシスターマリア近藤が参加いたします。ドミニクニクニクの歌をご披露します。お楽しみに♪

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我が家にもう一人姉妹が増えました!その名もサンタローサのソールカタリナちゃんです♪

修道服は,シスターローサ後藤の手作りで(それも、なんと2日間で作り上げたという驚きのスピード☆)、モデルは伊丹修道院にいるお姉さん。(修練院では「伊丹熊子」という名で呼ばれていました。)
彼女も一緒に沖縄に行ってきます!

桂離宮に行ってきました。(園部修道院)

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「わたしたちの保護者、記念すべきマグダラの聖マリアの祝日(7月22日)に、京都の桂離宮に行ってきました!雨のしたたる中、日本のわびさびを肌で感じながら、庭園を散策してきました。ただ、雨で敷石が滑るんです。姉妹が転ばないように、支えながら歩いていると・・・最初は『苔を踏まないでください』と苔を気遣っていたガイドさんも、最後には『苔を踏んでください!』と苔よりも、コケることを心配して気遣ってくれました。みなさん、とても優しかったです。姉妹が支え合いながら、歩いている姿に、何かあたたかいものを感じられたようです。」 Sr.マリアK.katura

国際修学院からもどってきました。

台湾~スペインでの国際修学院を過ごして、苦しかったこと、良かったことはありますか?
 国や世代、文化の違う姉妹たちと共に生きていくことの難しさをたくさん経験させてもらえました。(理解したいけど理解できないこと、対話したいけど信頼して心を開き合うまでに至る長い道のり、それぞれ「善かれ」と思ってすることの表現の違い、ぶつかり、など。)
 でもその「違い」をつぶすことなく、受け入れあうことができるというのは本当に「家族」だからなんだなぁと感じます。共に呼ばれた者である、という信仰、それも聖ドミニコの娘として、自分の持っている弱さもすべてありのままに分ち合う、真理と憐れみのこころが、それぞれの違いを超えてお互いを一つに結びつける絆となっていました。
 また私としては内面的にも、自分の心と向き合う中で、倒れたままなかなか立ち上がれない時期も多くありました。苦しかったですが、「本当の自分」を見つめなおす恵みの時でした。どんな状態でも、たとえ笑うことができなくても、いつも受け入れてくれている、という姉妹たちへの信頼があったから、たとえ立ち上がれなくても、神さまのみ手に委ねて留まり続けることができたのだと思います。苦しいことも多かったですが、その分本当に恵みのときでした。
 お祈りとあたたかなお心遣いでこの日々を支えてくださった日本管区の姉妹の皆さま、受け入れてくださった台湾管区とスペイン管区の姉妹の皆さま、このような特別な機会を与えてくださった修道会、そしてもっとも必要な恵みを、もっとも必要なときに、もっとも良い方法で与えてくださる神さまに、心から感謝しています。まだまだ転びながらですが、新しい使徒職の場で神さまの小さな道具になれたら、と願っています。      
                                                        ソール マリア近藤亜里
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